Too much to lose
1974年 / かもめのジョナサンがベストセラーに
年譜を繰ってもそのくらいしか思い出せない。
それほどショックを受けている。
彼はこの年にワールドチャンピオンの座を獲得し、そして先日他界した。
Bob Gieseke has passed away
http://stunthanger.com/smf/index.php/topic,37957.0.html
それまでの国内の大会では幾度の優勝に輝きながら、1974年についに世界大会でその偉業を成し遂げた。
F1 やル・マンなど自動車レースで例えるならば、ひとつ下のカテゴリーの車が総合優勝したみたいな衝撃である。大排気量の最先端マシンの優位性が唱えられていた時代に一石を投じた感があった。多くのモデルが世に送り出され、キット化された。40年以上を経た現在、日本でもその機体を愛用するファンは多い。
話は違うが、この間の衆議院選で同級生が出馬し、開票は別の友人と酒を飲んで見守っていた。思ったほどの票は伸びず結果は落選で少しばかり落胆した。
開票をTVで眺めながらふと、
自分たちをわくわくさせてくれた人々が年々鬼籍に入るのが寂しくなると話した。
スティーブ・ジョブスや高倉健のように。
Bob Giesekeの訃報は、健さんをもうスクリーンで見ることが出来なくなるような喪失感がある。